2012年08月30日
お茶会
厳しい残暑が続きますね。
さて、写真は先週浜名湖レークサイドプラザで行われた、お茶会で使ったお菓子です。
淡い紫色の葛で、白あんとかのこ豆を包み、茶巾絞りにして蒸したものです。ギンギンに冷やして食べたいところですが、葛は冷やすと白濁してしまうので常温で召し上がっていただきました。(どうしても冷たくしたいときは食べる直前に冷やして食べると良いです)
いつもは会場の様子を写真におさめて(可能な限り)くるのですが、この日はちょうど私が別の用事で出かけていたため、父に配達してもらいました。気の利かない父はカメラを持たずに出かけたため、会場の写真はありません。
そして、気の利かない私は今回も菓子銘を聞いていませんでした。すみません。
お茶会も、お菓子も好評だったようで、ホッと一安心しました。
後日、先生から写真など入手できましたら報告したいと思います。
2012年08月02日
夏の餡(あん)炊き
「みかんの里」(当店の人気最中)の小倉餡を炊いております。
暑い時期の熱い仕事は正直しんどいです。(夏は、熱い仕事が多いように感じます。)
全く同じ仕事でも冬と比べると数倍の仕事量をこなした気がします。
同じ写真を見るだけでも、夏と冬とでは受ける印象が全然違います。例えば、このあんこを炊き上げた後に飲みたいものと言えば、夏→ビール、冬→お湯割りという感じです。(個人的すぎる例えですみません)不思議です。
ちなみに最中のおいしさは、年間通して、たいへんテイスティでありますので是非ご賞味下さい。
2012年08月01日
ラクガン
落雁(らくがん)と書きます。干菓子の一種です。
お盆のお供え用に準備しております。当店では、味甚粉(餅粉の一種)をつなぎに加え、砂糖、蜜で練り、木型に詰めて打ちます。材料もシンプルですが、味も素朴でたまには良いですよ。
私はこのときにしか登場しない木型を見るのが好きで、父が打っているのをチラチラと横目で眺めています。このタイプの木型は修行先でも見たことがなく、価値があるんじゃないかと思っています。(そうでもないみたいですが)
こういう作業も、お客さんに見てもらえれば楽しいんじゃないかなと思っています。