三ヶ日製菓ブログ

たいへんお待たせしました。

好評発売中の「わいわいロール」です。

見本を作るつもりでいたのですが、間に合わず、本日は注文いただいた商品の写真です。

写真では見えないですが、ロールの芯には、たっぷりの生クリームとカスタードクリーム、そしてイチゴも入っており、ゴージャスな仕上がりとなっております。

私も切れっぱしが出るのを楽しみにしております。（なかなかイチゴまでは切り落とされませんが）

ほぼ受注生産でございますので、ご予約をおすすめします。

わいわいロール　ロング　　5500円

わいわいロール　1/3カット　2000円

よろしくお願いします。

この時期は、和菓子屋にとってはドキドキする時期でもあります。（ワクワクかな？）

それは新物の小豆が入ってくる時期だからです。

気になる今年の出来は、悪くないが夏が猛暑だったため、皮が厚めで粒が小さいとのこと。収穫量はまずまずのようです。

ちなみに、左の写真が新物で右が去年物です。新物の方が粒の大きさにばらつきがあるように見受けられます。

当店では、この時期にだいたい三箇所くらいの産地のものを仕入れ、より自分好みの産地のものを使うようにしております。（年によって出来が違うので、いつもこのようにしております）

あんこを炊いてみると、新物らしい濃い香りが立ち込め、煮えも良好で、いい感じです。いつもそうですが、作業してても嬉しくなってきます。

当店では「あんこ」も販売しておりますので、是非ご利用ください。

いつもやることが遅い当店でも、ぼちぼちクリスマスっぽい雰囲気になってまいりました。

お馴染みとなりました、「和クリスマス」の見本も数日前にやっと並べることができました。（ホントに遅くてすみません）頭の中では二ヶ月くらい前から構想は始まってるんですが、結局カタチになるのは、いつも同じくらいの時期になってしまいます。

「いつもより焦ってないように見えるよ」という聞き捨てならぬ妻のつぶやきによって、「焦るのも忘れたか！」と急に焦り出し、ようやく尻に火がついた次第であります。

また、お菓子より先に、当店入口に鎮座している「公助（キミスケ）」像の方が先にクリスマス仕様になっていた（妻の仕業）のを発見し、若干の悔しさを噛みしめつつ、「来年こそは」といつもと変わらない意気込みを抱くことになりました。

クリスマスケーキ、わいわいロール（近日中に紹介しますね）等も予約受付中です。是非ご来店ください。

毎年、この時期になると（もう終わり頃かな？）「落花生を炒る」という、ちょっと変わった依頼が数件あります。

祖父が始めたことで、どういう経緯でこうなってしまったのかはわかりませんが、看板やポップがないにもかかわらず、毎年必ず依頼のある業務です。

窯が空いた時にやらせてもらうので、納期はこちらの都合になってしまうのですが、それでもOKという方のみ引き受けさせていただいております。

今年はちょっと件数が多かったように感じます。ありがたいことです。

でも何で（依頼するのが）菓子屋なんだろう？