三ヶ日製菓ブログ

前の日曜日の事ですが、お茶会のお菓子の注文をいただきました。

浜松の松韻亭にて行われ、当店は先生の要望でわらび餅を用意しました。

お茶会にわらび餅と聞くと地味な感じはしますが、立派に茶席でも活躍してくれるお菓子なんですよ。

当店では、（主にお茶会が多いですが）注文でのみ作らせていただいております。原材料の本蕨粉があまりに高価なため、いまのところそうさせてもらっております。（おそらく当店で使う材料の中で最も高価）

ちなみに、同じ日に市内で、JRの工場で見つかったという不発弾の処理（爆破）が行われ、交通機関に乱れが予想されたので、遠方からのお客様は大変だったようです。

リベンジと言うよりリトライが正しいのかな？

先日のみかん桜餅があきらめ切れず、今度は（ちょっと投げやり気味でしたが）道明寺のみかん餅をパイで包んで焼いてみました。（桜葉はさすがにあきらめました。）

おそるおそるテイスティングしてみると、意外とおいしいではありませんか！

そして、（心の中では）勝ち誇って、皆に試食をすすめると「まあまあだね」となぜか見下し感をあらわにして回答してきました。

何が足りないのか問うと、「どうやって売るの？」と一蹴されました。

確かに、あんこを道明寺餅で包んで蒸して、それをパイで包んで焼くという思いつく限りの手間をかけて、いったいいくらで売るのか？売り方もどうしたらいいのか、難しい…

売りにくいんですね。

う～ん、くやしいです。

構想一年、制作時間一時間をかけ、ついに形になったのが写真の「三ヶ日みかん桜餅」です。懐かしいようで新しく、有りそうでなかった（と言うより思いついても誰もやらなかった）、あの三ヶ日みかんスイーツです。

三ヶ日みかんおはぎが好評なので、桜葉以外たいして材料がかわらないことから、大きな失敗は無いだろうと確信して開発にのりだしました。

周囲からは、（予想通り）食べる前から「桜餅なのか、みかん餅なのかどっちがメインなのか、わけがわからん」と、ほぼ私以外は誰も呆れ顔でした。意気込みとしては、この時期定番のお菓子に、なんとかみかんを使いたい、という非の打ち所の無い桜もみかんも妥協しないツートップ作戦で臨みました。

絶対味で見返してやる、と思いながらテイスティングしたのですが桜葉とみかんの相性の悪いこと！

気のせいかと思って、３個くらい続けざまに食べてみたのですが、想像以上によろしくなかったです。

くやしいです。

バレンタインにおすすめの生チョコ大福の紹介です。

一口サイズで大福のくせに小さいですが、食べたら大きな福をもたらしてくれる？のは間違いないでしょう。

ブラックの方は、三種類のチョコをブレンドしたちょっぴりビターな大人のテイストです。

ホワイトは、二種類のホワイトチョコを芯に入れ、外側にはきな粉と和三盆糖をまぶした、ちょっぴり和なテイストに仕上がっております。

6個入　800円　　要予約でございます。

思いっきり直前で、突然ですが明日限定で恵方ロールの販売が決定しました。

中身は当店自慢のシューロールです。

今年の恵方は南南東です。一人で全部食べなくても、みんなでお互いの健康と幸せを願いながら食べていただけるとうれしいです。

ちょっと細身でオシャレな感じの仕上がりです。ぜひお試し下さい。

1本　1200円です。