2015年09月27日
十五夜
本日9月27日は、十五夜です。中秋の名月とも言われています。
でも、満月は翌日の28日みたいですよ。
実は今回の十五夜、私は全然忘れていて(忙殺されてたんです)、妻に指摘されました。
どこで仕入れた情報か定かではありませんが、月見団子の積み方、団子の形、または貴族の月見の作法に至るまで指導を受けました。
積み方は15個になるよう9,4,2個で積みます。形は、枕団子と同じにならないよう真ん丸にしないのがマナーだそうです。でも、質感が違うので(私は)丸くしときました。
貴族に関しては、月ですらも下に見下ろしたいがために池に映った月を観賞するのだとか。ホントか?
というわけで、貴族になるためには、庭に池が必要なようです。
2015年09月22日
蓬莱山
蓬莱山(ほうらいさん)の注文をいただきました。
蓬莱山とは、中国で言われる不老不死の仙人が住むとこのことを指します。
和菓子においては、別名「子持ち饅頭」とも言われ、大きい饅頭の中に小さい饅頭が入ったお菓子のことを言います。
出産祝いをはじめ、様々な御祝いごとに用いられるおめでたいお菓子です。
今回はご長寿のお祝いだそうで、外側はシンプルで中を豪華にということだったので、いっぱい子饅頭を詰めました。
ちなみにカットするとこんな感じです。
これは以前、撮影用に作ったヤツです。カットした時のサプライズ感満載です。
なるべくどこを切っても、断面がきれいになるように饅頭を配置します。
たくさん入ってる方がいいですね。
ともあれおめでとうございます。
2015年09月20日
お彼岸
お彼岸ですね。
例年通り、今日からお彼岸の明けまでおはぎを販売します。
当店のおはぎラインナップは、こしあん、粒あん、黒ゴマ、きなこ、抹茶きなこの5種類です。
毎朝、その日に一つ一つ手作業で拵えます。
一度にたくさん作れないので、朝だけじゃなく、少なくなったら様子を見て一日に何度も作ることが多いです。
というわけで、場合によっては少しお待ちいただくかもしれないですがご了承ください。
裏で全力で作っておりますので。
2015年09月18日
栗松風
当店には、2種類の栗蒸し羊羹があります。
オーソドックスな栗蒸し羊羹と、羊羹の上に松風という蒸しカステラをのせた形の二つです。
松風というと味噌を使って焼いたものが有名ですが、ウチでは醤油を使って蒸したものをこのお菓子に使っております。
栗松風は羊羹の部分も、前者の羊羹とは違う物を使っており、醤油風味の松風と一緒に食べるとちょうど良いセッティングになっています。(美味です。)
松風がのる分、手間がかかるので作れる本数も少ないので、店頭に並んでない場合もございますので、ご注意ください。(ホントは私のガッツ次第です)
2015年09月16日
彼岸花
我が家の裏庭の彼岸花も咲き始めてました。
白いのが間もなく満開を迎え、赤いのもスタンバイOKの模様です。
きれいに咲いたら、再び報告しようと思います。
毎年思いますが、すぐに予定を忘れがちな私は、この時期になるとキチンと出てくるヤツらには感心させられます。
少しは見習いたいと思っています。(毎年変わることなく、そう思っています)
2015年09月13日
ありがとう
最近仕事が忙しく、帰宅するのがめっきり遅くなってしまい、家族と夕食をとることができません。
たいてい、私のぶんだけラップをかけて、とっといてくれるのですが、先日、妻から(写真の)メッセージが残されておりました。
一人でニヤニヤしながら食べました。
ありがとう。
2015年09月09日
ハロウィン仕様の…
台風も過ぎ去って、穏やかな天気が戻ってきたようですね。
さて、写真の饅頭は普段から店で販売しているカボチャ饅頭です。
色合いもナイスなこの饅頭は、皮にもあんにもカボチャを使用したカボチャ感満載の饅頭です。
若干怖く感じるジャック・オー・ランタンの焼き印で、ハロウィンチックな演出をしております。
本気で怖く感じる方には、焼き印なしでご用意しますのでご安心ください。(※要予約)
期間限定ですので、是非お試しください。
2015年09月05日
お待たせしました!
2015年09月02日
着せ綿
着せ綿(きせわた)と言って、重陽の節句(9月9日)にちなんだお菓子です。
お茶会の注文で作らせていただきました。
平安時代の宮中の習慣で、重陽の日の前夜に菊の花に綿をかぶせ、翌朝、朝露を含んだ綿で体を拭い、無病息災を願ったというものです。
なかなか粋な習慣ですね。
こなしで菊の花を作り、細かい薯蕷煉りきり製のきんとんで綿を表現した伝統的なお菓子です。
無茶苦茶時間がかかりましたが、好評だったようでホッとしております。