2016年01月24日
お茶会
見ての通り、とってもシンプルな薯蕷饅頭(山芋と米粉を使った饅頭)です。
でも実は、このお菓子、採用されるまでに5~6回くらい試作して席主の先生とやり取りしたんですよ。
饅頭で試作となると、形(平べったいか、丸いか、楕円かとか)と色と、焼き印の有無とかくらいなんですが、今回一番苦労したのが「色」です。
最初から「若草色で…」という依頼だったのですが、依頼主が思う「若草色」と私が思う「若草色」にずれがあったため、なかなかGOサインが出ませんでした。
出ても、厳密に言うと同じ色は二度と出せないので、本番終わるまでドキドキでしたが、まあなんとか好評だったようでホッとしております。
私一人で作ってたら、絶対この色の饅頭作りませんから、この饅頭に出会えたことはある意味新鮮です。
こういう発見があるから、面白いですよ、茶席菓子。
まあ、一発で決められるようにならんといかんのですけどね…
Posted by NOV at 20:12│Comments(0)
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