三ヶ日製菓ブログ

２５、２６日に旧三ヶ日役場で行われた、文化祭のお茶会のお菓子です。

お茶席の経験がないお客様が多いことから、ここ数年は、手で食べられるおまんじゅうの依頼が多いです。

お茶席のお菓子としてイメージしやすい、煉りきりや、きんとんなど崩れやすかったり、お箸や黒文字（楊枝）を扱わないといけなかったりと、初めての方にはちょっと手こずりそうで席に入りにくい感じがするための配慮からだと思います。

おまんじゅうだって、黒文字を使うんじゃないの？とツッコみたくなると思いますが、意外なことにお茶席でのおまんじゅうの作法は、手で割って食べるのが正式なのです。

ですから準備する側も、持ってない人のための楊枝を用意しなくてすむので、今回のように、気軽に広くお茶を楽しんでもらいたい場合にはおあつらえ向きなのです。

まあ、たいていはどんな席でも、初めての人だって歓迎されると思いますので、どんどん参加していてっていいと思います。