三ヶ日製菓ブログ

クリスマスが終わると、正月に向けて花びら餅のごぼうの準備にとりかかります。このお菓子は大変手間のかかるお菓子で、ごぼうの仕込みだけでも2～３日かかってしまいます。

切っているとこの写真が欲しかったんですが、撮り忘れました。今年はほとんどパートさんに切ってもらっていたので、余裕をもってベストショットを狙っていたら、すっかり忘れて、気づいたら終わってました。

また、お菓子には、ごぼうの一部しか使えないので、切って残った部分は捨てるか、関係者がきんぴらごぼうなどにすることが多いです。

修行時代は必ずこの時期に、大量のきんぴらごぼうを食べていました。ただ、昼間にさんざんごぼうの香りに包まれて仕事をしているので、ややノーサンキューぎみではありました。（嫌いじゃないんですが）

きっと花びら餅関係者の中には共感していただける方もいると思います。

ちなみに我が家はと言うと、同じように母に残ったごぼうを託すのですが、数日間冷蔵庫で熟成させた後、食べられなくなったのを確認して捨てるという、大変残念な結果に終わっております。まあ、忙しい時期なので文句は言えませんが。たくさんあってもノーサンキューですが、ないと寂しいものですね。