三ヶ日製菓ブログ

先日、「はまぞう」さんが制作する番組の「遠州横断！行くぞ！大場くんのわらしべ長者」の取材がありました。

最後の方でちょこっと娘も出演させていただきありがとうございます。

そしてせっかくかまってくれたのに、意味不明なこと叫んでゴメンね、大場くん。

彼女なりにテンションが上がっちゃったんだと思います。

まあそんなことより、肝心のわらしべストーリー的にだいぶ後退させてしまってすみませんでした。

さらに、私がいただいたのって、ホントに高級品だったんですね。番組見てビビりました。

いろんな意味ですみません。

次回冒頭から、大場くんの愚痴から始まりそうでこわいです。

今日はお稽古のお菓子です。

煉りきり製で、蕗の薹（ふきのとう）を模したお菓子です。

修行時代、どうやってこの形をつくるのか、とても気になっておりました。

出来るようになると、ホントに嬉しいものです。（今でも時間はかかってしまいます）

数日前の注文でしたが、再び同じお菓子を注文していただいたので、お客様にも気に入っていただけたのだと思っております。

ありがたいことです。

なぜか一度も「アナと雪の女王」（の映画）を見たことないはずの娘がエルサの大ファンで、「大きくなったらエルサになる」と目をキラキラさせて力強く宣言しております。

どう見ても昭和の顔つきの娘には、絶望的な高さのハードルを越えなければならず、嬉しそうに語る彼女を見ると少々心が痛みます。

挫折した時の恨みおよび怒りの矛先がこちらに向かないよう、細心の注意を払って育てていこうと思います。昭和顔だっていいことあるさ。

さて、写真の鍋のなかに浸かっているのは、「アナ雪」に登場する雪だるまのオラフです。

何でもこのオラフは、夏に憧れているという命知らずで男気溢れる雪だるまだそうですね。それを聞くと、なんだか似合いますね、鍋が。

というわけで、晩御飯の鍋の中に登場した、雪だるまに大喜びの娘でした。

バレンタインに向け、私の思いつきと勢いで作っちゃいました。

チョコのカタパンです。

バンホーテンのココアパウダーとチョコチップの入った、ちょっとリッチな仕様です。

（いい意味で）カタパンぽくなくて、スウィーツと呼んでもしっくりきそうです。

パートさん達には「何で今頃？」と思いっきり逆風が吹き荒れた感じでしたが、つくっちゃったんだからしょうがない。

期間限定で販売します。一個120円です。リーズナブル！

この頃、規模の大小は様々ですが、お茶会の注文が増えてきたように感じます。

とても手間のかかるお菓子ですが、大変ありがたく思っております。

さて写真のお菓子は、「寒牡丹」です。

まだつぼみの堅い寒牡丹の花を写したもので、咲き始めを予感させる紅をちょこんとさし、風花を氷餅で表しました。煉りきり製で、中はこしあんです。

修行時代、この時期に作っていたので、名前は知っていたのですが、調べてみると寒牡丹とは、本来、春に咲く牡丹を人為的に冬に咲かせたものだそうです。

ちなみに、夏にも「水牡丹」などのお菓子を作った思いでがあります。

深いですねえ、牡丹。

先日行われたお茶会のお菓子です。

銘は２つとも「下萌え」です。草の芽が地中から出はじめて、降り積もった雪のしたから顔をのぞかせているイメージです。

上の写真は、外郎製で、中が白あんの非常にあっさりした口当たりのお菓子になりました。

このお菓子は、依頼主が当店にタブレット端末を持ち込んでこれを作ってください、と注文してくださったものです。タブレット持ってきて説明してくれた人は初めてでした。ビックリしましたが、わかりやすかったです。

もうひとつの方は、私が提案した黄身時雨です。

通常、黄身時雨は文字通り、卵の黄身をたっぷり使うので黄色くなってしまいますが、今回は「ピュアホワイト」という卵を取り寄せて、白い黄身時雨を作ってみました。（個人的にやってみたかったんです。ホントに白くて感動しました）

ちょっと地味かな？と思いましたがほぼイメージ通りに仕上がって満足しております。

依頼してくださったお客様も喜んでいただけたみたいで、嬉しいです。